音楽業界で今話題になっているネタが
「黒夢」の「商標権」がオークションに出品されている
という問題…。
バンドの命とも言っても大げさじゃないぐらい
大切な、商標(名前)が売り出されるなんて…
一体、なぜ、どうして?そうなったのか!?
世間でも様々な声が上がっている模様。
黒夢ってなに?
黒夢とは1994年に結成された
日本のロックバンドグループで、
発売したアルバムはオリコン1位を取ったり、
武道館や横浜アリーナでもライブを行うぐらい
大人気のアーティストでしたが、
5年間活躍したのち、1999年に活動を停止。
のちに「SADS」として再結成され、
またまた、武道館でのライブを成功されています。
でも、なんでそれほど人気のバンドだったにもかからわず
バンド名である「商標権」が売りに出されているのでしょうか?
金銭的な問題により、泣く泣く「商標権」を出品?
この「黒夢」という商標権についてですが、
所有者は有限会社フルフェイスレコードというところで
これは黒夢のボーカルである「清春(森青治)」さんが
代表をつとめていた会社です。
それでは、なぜ?今回商標権を出品するという
事態になったのか?というと、
ズバリのところ…清春さんが経済的に厳しい状況に
陥っている可能性が濃厚だということです。
「でも、売れっ子バンドだったしお金あるんじゃないの?」
と思う方もいるかもしれません、
私もそんな認識だったのですが
- 2000年開催のツアーで5000万円の赤字
- ファッションブランドの立ち上げ
- バーの出店
- その他、もろもろの事情
などの原因により、バンドとして成功した時に
稼いだ資金もすり減ってきているような状況になっている
ということが考えられます。
立ち上げたブランドや事業なども、
軌道に乗っているわけではなく、いくつかはたたんでしまい
ほとんど、会社の収入源として機能もしていなさそうです。
ちょっと、残念ですね…。
商標権が無くなるとどうなるの?
「黒夢」という名前を使って、CDを販売したり
コンサートの宣伝用のチラシに記載したり
つまり、商用目的で黒夢というネーミングを
使用することができなくなります。
※ちなみにオークションはもう終了しています
個人的な感想
アーティスト名である「商標権」が
差し押さえられて、競売にかけられる…というのも
なかなか、珍しい状況ですよね。
そして、商標権以外に
差し押さえられるものが無かったのか?
という疑問ものこります。
清春さんの会社には、
もう他に差し押さえられるようなものが
なかったのでしょうか。汗
商標権を落札したのは誰?なのかという点も
気になる部分ではあります。
しかし、
一斉を風靡したアーティストには変わりないので、
またアーティストととして活動を積極的に行い、
ガッツリ稼いでほしいと思いますね!(^^)
今回は黒夢の商標権がオークションにかけられた…
という話題をピックアップしました。